東京の夏の風物詩といえば、やっぱり「隅田川花火大会」です。
毎年100万人以上が訪れる人気イベントですが、「どこで見れば混雑を避けられるの?」「子ども連れでも快適に楽しめる穴場ってある?」と、気になることも多いですよね。
この記事では、2025年の隅田川花火大会について、地元民にも人気の穴場スポットや、会場周辺の混雑予想、さらに混雑を回避するための裏ワザまで、詳しくご紹介します。
実際に行く前に知っておくと安心なポイントをぎゅっとまとめていますので、家族でのおでかけやデートの参考にしてみてください。
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隅田川花火大会2025の穴場スポットは?

定番スポットはどこも混雑必至…。
でも実は、地元民やリピーターの間で知られている“隠れた名所”も存在します。
視界良好・混雑少なめな穴場をご紹介します。
汐入公園(南千住)
距離:約2.5km/会場から横方向に離れ、広めの芝生あり。
南千住駅から徒歩10分、川とスカイツリーを背景に、ゆったりレジャーシートを敷いてくつろげます。
夕方でもまだスペースがあり、家族連れにもおすすめです。

筆者が以前隅田川花火大会に行ったときは、この汐入公園から花火を観ました。
ちょっと距離はありましたが、その分、そこまで混雑しておらず、快適に花火を観ることができましたよ。
白鬚橋~荒川土手エリア(葛飾区寄り)
距離:約3〜4km/河川敷の広大なスペース。
人の流れが少なく、見晴らしも良好。
混雑を完全に回避したい人におすすめです。
遮蔽物にも邪魔されず、静かな花火鑑賞が可能です。
東京ミズマチ・水辺テラス周辺
距離:約2.5km/おしゃれな飲食エリア+テラス席。
若干遠いものの、スカイツリーとの共演と都会の雰囲気を味わえるスポットです。
旅行者にも人気であまり混みません。
両国国技館前~隅田川テラス(両国~浜町)
距離:約2km/テラス式の散歩道。
川沿いを歩きながら2会場の花火を楽しめ、混雑度は低めです。
通路が広いので、移動もスムーズに行うことが可能です。
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隅田川花火大会2025の混雑予想は?
100万人規模のイベントとあって、会場周辺は毎年大混雑しています。
特にどの時間帯やエリアが危険?2025年の混雑ピークを予測します。
会場周辺(第一・第二会場)の混雑ピーク時間
第一会場(桜橋下流~言問橋上流)と第二会場(駒形橋下流~厩橋上流)は、午後4時を過ぎると人の流れが一気に増加し、18時以降は身動きが取れないほど混雑します。
特に浅草駅〜吾妻橋〜花川戸のルートは混雑の中心。
2025年も例年と同様、18時〜20時が最も混む時間帯と見て間違いありません。
電車・最寄り駅の混雑傾向
浅草駅・本所吾妻橋駅・押上駅などは、入場規制や一時閉鎖の可能性もあります。
駅のホームや階段で数十分の待機が発生する場合もあります。
また、帰宅時には電車が数本見送らないと乗れないほど混むことも。
子連れや高齢の方と一緒の場合は、できるだけ駅を避けた行動計画が必要です。
打ち上げ終了後の帰宅ラッシュ
花火が終わる20:30頃から、駅に向かう人波が一斉に動き出します。
第一会場近くでは、警備員の誘導で「規制退場」が行われることもあり、すぐに帰るのはかなり難しいです。
疲れた状態で人混みに押されるのは大変なので、時間をずらして行動することが快適さのカギになります。
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隅田川花火大会2025の混雑回避方法は?
せっかくの花火、できるだけストレスなく楽しみたい!
そこで、家族連れにもおすすめな“混雑回避術”をいくつかご紹介します。
会場から少し離れた場所で観覧する
人気会場の真下を避け、やや離れたスポットに移動することで快適に花火を楽しめます。
例えば、墨田区役所の展望スペースや、白鬚橋~鐘ヶ淵駅周辺など、見通しのよい場所は意外と多いです。
視界は一部制限されることもありますが、ストレスフリーな観覧には最適です。
早めに現地入りして場所を確保する
午後3時〜4時の到着を目安に動くと、比較的落ち着いて場所を取れます。
レジャーシート・飲み物・熱中症対策グッズは準備しておきましょう。
日中はかなり暑いため、日傘や小型扇風機もあると便利です。
夕方から来たのではもう遅い、という認識で計画しましょう。
花火終了直後は移動せず、時間をずらして帰る
最寄り駅の規制が解けるのは、終了から1時間以上後のケースも。
終了後はすぐに帰ろうとせず、周辺のカフェやコンビニで休憩して、21:30〜22:00以降の帰宅を目指すと快適です。
子どもがいる家庭など、帰宅が遅くなるのが困る場合は花火の途中で離脱してしまうのも一つの手です。
子どもがいる家庭ほど、この「時間をずらす作戦」が大切になってきます。
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まとめ

隅田川花火大会2025は、毎年多くの人々でにぎわう日本有数の花火大会です。
そのぶん、混雑も覚悟しなければなりませんが、視点を変えて少し離れた穴場スポットを選ぶことで、ぐっと快適に観覧することができます。
本記事では、地元民にも人気の裏スポットや公園、橋周辺の静かなエリアをご紹介しました。
また、会場周辺の混雑予想や、ピーク時間、最寄り駅の混雑傾向、帰宅ラッシュなども事前に把握しておくと安心です。
さらに、早めの現地入り・時間をずらした帰宅・会場から少し離れるなどの混雑回避術を活用することで、花火大会をより快適に楽しめるはずです。
大混雑の中で見るのも迫力があって魅力的ですが、自分に合ったスタイルで楽しめるのが一番。
この記事があなたの花火プランの参考になれば嬉しいです。