ここでは、藤子・F・不二雄ミュージアム(通称:ドラえもんミュージアム)に子どもと行ってみたいけど、つまらないと聞いて心配になっている方に向けて、藤子・F・不二雄ミュージアムは本当につまらないのかと、ミュージアムをまわる際の所要時間と駐車場についてご紹介していきます。
藤子・F・不二雄ミュージアムは、神奈川県川崎市にある、ドラえもんをはじめとしたF先生の名作がぎゅっと詰まった施設です。
私は子どもの頃からドラえもん、キテレツ大百科、チンプイなどが大好きで、ミュージアムが開館してから何度も家族で訪れています。
ドラえもん好きにはたまらない空間ですよ。
とはいえ、「子どもと一緒に楽しめるの?」「つまらないって本当?」という声があるのも事実。
そこでこの記事では、藤子・F・不二雄ミュージアムの魅力と“つまらない”と言われる理由を整理し、所要時間や駐車場についても詳しく解説します。
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藤子不二雄ミュージアムはつまらない?

結論:ドラえもん好きには間違いなく楽しい!
藤子・F・不二雄ミュージアムは、ドラえもんやF作品が好きな方にとっては夢のような場所です。
ドラえもん以外にも、パーマンやキテレツ大百科、エスパー魔美など、名作の原画や資料が豊富に展示されています。
ただし、F作品にまったく興味がない人や、小さなお子さんには少し難しく感じる展示もあるかもしれません。
では、なぜ「つまらない」と言われるのか、反対に「行って良かった!」と言われる理由は何か、それぞれ見ていきましょう。
つまらないと言われる原因
初めて行ったけど「つまらなかった」という人たちの声を見ると、大半の人が同じ理由をあげていました。
原画などの展示物が多い
館内は展示エリアとその他のエリアに分かれており、展示エリアにはドラえもんやキテレツ大百科、パーマン、エスパー魔美、チンプイなど漫画の原画が数多く展示されています。
また、先生の部屋などには藤子・F・不二雄さんが愛用した机などのものが多く展示されています。
文字を読む展示が中心なので、小さな子には退屈に感じることもあるかもしれません。
ドラえもん以外のキャラクターを知らない
ここはあくまで「藤子・F・不二雄ミュージアム」なので、ドラえもんだけではなく、他のF作品も多く登場します。
ドラえもんしか知らない方にとっては、見慣れないキャラクターが多く、物足りなく感じることもあるようです。
行って良かった理由
今度は「行って良かった」という意見について見ていきましょう。
行って良かったという人たちの1番の理由は、「ドラえもんが好き」だからというのが多いですね。
他にもここでしか味わえないオリジナルメニューやここでしか見れない短編アニメなど…「行って良かった!」「また行きたい!」と思った人たちの理由を見ていきましょう。
ミュージアムカフェのメニューが最高!
藤子不二雄ミュージアムに行ったら、ぜひ寄ってもらいたいのがこの「ミュージアムカフェ」です。
キャラクターをモチーフにしたメニューが魅力で、その中でもおすすめはこちら。
・ドラえもんじゃカレー(2~3人前)
ドラえもんの身長と頭囲、胴囲サイズと同じ円周129.3cmのお皿で提供されるカレー
・畑のレストラン ジャイアンのカツ丼
映画「のび太の日本誕生」で登場した、ジャイアンが食べたダイコンの器に入った「かつ丼」です。
あこがれたあのダイコンに入ったカツ丼がリアルに再現されていて、「日本誕生」を見た方はテンションが上がる一品です。
・ラテアートドリンク
ホットココアとホットカフェラテのラテアートドリンクには、F作品のキャラクターたちが描かれています。
何のキャラクターが描かれるかはその時のお楽しみですが、どれもかわいくて飲むのがもったいないくらいです。
他にも、その時に行っているイベントに関連したメニューなど、訪れるたびに新しいメニューに出会えます。
ちなみに、このカフェは入口で整理券を発見しており、その整理券に記載された時間に入店できるシステムになっています。
※カフェは入館後すぐに整理券を取得するシステムなので、早めの確保がおすすめです。

子どもの頃に映画「ドラえもんのび太の日本誕生」を見ていたので、ジャイアンのカツ丼をメニューで見つけたときは感動し、迷わず注文しました♪
ここでしか観られない短編アニメも!
Fシアターでは、藤子作品の短編アニメが20分ごとに上映されています(不定期で内容は変更)。
鑑賞は入場時にもらえるチケット1枚で1回のみ。
なくさないよう注意しましょう。
漫画を自由に読める「みんなのひろば」
館内の「みんなのひろば」では、F先生の漫画が自由に読めます。
今までドラえもんを呼んだことがない子どもたちも、久しぶりの大人もみんな夢中になって漫画を読んでいました。
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他にも「みんなのひろば」には「空き地の土管」や「どこでもドア」があったり、ドラミちゃんやおばけのQ太郎もいて一緒に写真を撮ることができます。
子どもでも楽しめるエリアもありますし、漫画が読めるスペースもあるので、ドラえもん以外の作品に興味を持つきっかけになることがあるかもしれません。
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藤子不二雄ミュージアムの所要時間は?
ミュージアムのおおよその所要時間はおよそ約2~3時間が目安です。
- 展示エリアの見学
- Fシアターの鑑賞
- ミュージアムカフェでの食事
- みんなのひろばやお土産ショップ
カフェの待ち時間はその日の混雑具合にも寄りますが、整理券を取ったあと、待ち時間をうまく使って館内を回ってみたり、その間にお土産を見たりすることができますので、おおむね2~3時間あれば回りきれると思います。
ただ、原画などの展示物を隅から隅までじっくり見たい方やひろばに置いてある漫画を読みたい方は、もっと時間がかかるでしょう。
ちなみに、藤子不二雄ミュージアムは、入館時間は決まっていますが滞在時間に制限はないので、10時の営業開始時間から入って、閉館時間の18時まで滞在することも可能です。
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藤子不二雄ミュージアムの駐車場は?
藤子不二雄ミュージアムには駐車場はありません。
電車+バス、または徒歩での来館が基本です。
※ミュージアム内には駐輪場があります。
周辺駐車場
どうしても車で行きたい方は、小田急線登戸駅周辺のコインパーキングを利用してください。
周辺駐車場を2ヶ所ご紹介します。
タイムズのB 向ヶ丘遊園第1駐車場
藤子・F・不二雄ミュージアムから徒歩約3分です。
タイムズのサイトから事前予約が必要ですが、予約を使うことで安く停められるそうです。
また、ミュージアムからも近いので便利ですが、駐車場自体が分かりにくい場所にあるようなので、事前に調べておくといいかもしれません。
タイムズ長尾2丁目
藤子・F・不二雄ミュージアムから徒歩約2分です。
ミュージアムから一番近い駐車場です。
府中街道沿いにあり立地もいいですが、土日は最大料金が1900円と高いのでご注意ください。
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電車でのアクセスは?
駅から直行のシャトルバス(有料)で行きたい方は、JR南武線・小田急線登戸駅が最寄り駅です。

このシャトルバスは、藤子・F・不二雄作品のラッピングバスになっていて、外も中もキャラクターだらけでとてもかわいいので、ぜひ乗ってみてください。
駅から歩いて行きたい方はJR南武線宿河原駅が最寄り駅です。
宿河原駅からは徒歩約15分です。
宿河原駅前にあるローソンは、F作品のキャラクターたちでいっぱい!
ドラえもんグッズなども取扱っており、Fキャラクターたちが描かれためずらしいローソンはここだけです。
桜の季節には、途中の二ヶ領用水沿いに咲く桜並木を見ることもできますよ。
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まとめ
ここまで、藤子・F・不二雄ミュージアム(通称:ドラえもんミュージアム)に子どもと行ってみたいけど、つまらないと聞いて心配になっている方に向けて、藤子不二雄ミュージアムは本当につまらないのかと、ミュージアムをまわる際の所要時間と駐車場についてご紹介してきました。
藤子不二雄ミュージアム(ドラえもんミュージアム)は、「つまらない」という声もありますが、それは原画展示が中心であったり、ドラえもん以外の作品も多く登場するからかもしれません。
しかし実際には、ここでしか見られない短編アニメ、キャラを再現したメニュー、フォトスポット、自由に読める漫画など、魅力がいっぱいです。
館内には駐車場がないため、どうしても車で行きたい場合は周辺のコインパーキングを利用するしかありませんのでご注意ください。
駅からはFキャラクターがラッピングされた直行バスも運行されていますので、来館にはシャトルバスがおすすめです。
藤子不二雄ミュージアムは、行った人みんなを笑顔にしてくれること間違いありませんよ。